2005-09-18

愛・地球博 ちまきの採点表

瀬戸会場

瀬戸日本館 (整理券0分待ち)☆★★
前室では7分ほどの映像展示。徹底的に「和」のテイストでまとめられていて、でも何かつかみどころがないって感じ。スクリーンが波打った和紙だったからなのかな? メインショーは劇団による「群読」15分(ちまきが見たのは赤組の方)、ホール全部が舞台で、観客も舞台の中に座って演目を見ると言う趣向は面白いと思った。過去の色々な文章や詩を読み上げるのも趣向として面白いと思うけど、でも、こう言う「借り物の演出」はちまきは基本的に大嫌いなので申し訳ない。押井守だったら有頂天になって喜ぶだろうなぁ。劇の後はアート作品の展示と続くんだけど、屋外にある作品はどれもとても面白い。
瀬戸愛知県館 (35分待ち)★★★
第1展示室は愛知県の絶滅危惧種のリストが展示されていたので、ゆっくり見ようと思ったら、どんどん人混みと化していって何も見れなくなってしまった(ただの行列待機室と化していた)。映像展示(15分)は(ちまきが見たのは池本喜巳作品の方)、いかにして海上の森を守ったのかと言う万博翼賛な内容になっていて、情けなさに涙が出て来た(だから海上の森には管理放棄された人工林しか存在しないんだってば!)。館内に移植されたコナラの木は、日光を与えられずにしんなりとうなだれていて、あまりの可哀想さに涙が出て来た。このパビリオンは全体的に自己満足で終始していて、見終わって怒りを感じてしまった。
市民パビリオン (フリー入場)☆★★
市民広場よりは見せ方が上手い。基本的には展示員と会話をして何かを感じてもらおうと言う趣向で、各ブースが徹底していた。
海上広場 ☆☆★
行くたびに来ている団体が違うんで、結構面白い。でも、アマチュアなりなので、内容は深くない。
里の自然学校 (当日予約15分待ち)☆☆★
全てがインタープリター付のガイドツアーで、20分おきにスタート。人気があって予約がとても難しい。タップリ1時間以上をかけるツアーばかり。自然を活かした遊歩道整備がされていて、森の自然学校と比べると森歩きっぽさが強い。目的地まで森歩きをして、森と人とのかかわりについて体験学習をする。子供向とは言え結構面白かった。森の中にこつ然と人工建造物が現れるのが残念な気がした。この遊歩道群は、万博後も残るらしい。
ウェルカムハウス (フリー入場)★★★
海上の森の写真の展示が少々。地元ケーブルテレビの施設の様なんだけど、よくわからなかった。