2005-09-25

愛・地球博 ちまきの採点表

グローバルコモン6

インドネシア館 (5分待ち)☆★★
まずは魚を水槽で展示、動物を模型で展示、次の部屋でビデオを流していたが、この部屋、上を見上げてビックリ。鳥や蝶が舞っているし、屋根の作りも見事。気がついている人が少なそうだったのが残念かな? 津波のコーナーもあった。
オーストラリア館オース虎リア館 (20分待ち)☆☆★
過去・現在・未来に部屋を別けていた。過去の部屋は(映像展示2分)は「遠くに何か映っているみたい」な感じで、わけがわからない内に終わってしまった。現代の部屋(映像展示15分)は「現代アート?」、国情を表した映像で結構面白い。未来の部屋では色々な最新技術を紹介しているものの、部屋の中央に陣取っている巨大カモノハシのおかげで、カモノハシ以外の印象が皆無だった。もちろん大人も子供も大喜び。言われてみれば、カモノハシ以外には、コアラもカンガルーも全く見なかったなぁ。
カンボジア館 (フリー入場)☆☆★
アンコールワットを始めとする文化遺産の展示に終始していた。好きな人にはたまらないだろう。でも、展示されている品々には「売約済・手を触れないで」の紙がベタベタ貼られていたのはちょっと…。石の彫刻の実演をじっくり見る事が出来るのが嬉しい。
シンガポール館 (30分待ち)☆☆☆
最初の部屋が5分ほどの映像展示で、シンガポールの1日が流される。その途中で土砂降りが降って来てスコール体験が出来るのだが、雨が止むとみんな部屋から出て行ってしまった(映像はもっと続くのに)。そこから先は現代アートって感じの展示が続くのだけど、これがとてもよく出来ていて、飽きなかった。多分、踊りまくり歌いまくりのステージも、この流れの続きなんだろう。
タイ館 (フリー入場)☆★★
(多分リニューアル後に入館したんだと思う)街並みを表現した通路で民具を展示しているかと思いきや、お祭りで使う船の展示、王室についての説明へと続く。メインは民芸品展示コーナーらしい。なぜか値札がついている展示品も多くて、レジもしっかりある点がしたたか。巨大な館を使っていて、そこそこ見れる構成になっているかなと思った。
ニュージーランド館 (5分待ち)☆★★
パビリオン全体がビデオ上映の部屋で、そのすみっこに世界最大の翡翠の原石が置かれていた。これは言われなかったら気がつかなかったと思う。中央に区切った区画には大きなモニタがあって、フラフラ漂っているアイコンを手でドラッグすると、映像やスライドショーが始まる趣向。これは結構面白かった。
フィリピン館 (10分待ち)★★★
賞をもらったパビリオンらしいんだけど…展示物はかなりの代物らしい。しかし、とにかくよく見えない、読みにくい。見てもらおうって気がない?
ブルネイ・ダルサラーム館 (フリー入場)☆★★
熱帯雨林を再現した空間を歩き、石油や天然ガスの展示に移る。金持ちさは充分伝わって来るけど、もうちょっと「こんな国だよ」ってのを表現したたらいいのに、とも思った。
ベトナム館 (フリー入場)☆★★
行く度に展示が変わっているので何か変だと思ったら、展示品は全部が販売品だったらしい。変わらないのは中央にある蓮池とステージのみ。すごいしたたかだと関心してしまう。
マレーシア館 (フリー入場)☆★★
森林・洞窟・珊瑚礁の3つの風景を館内に再現、とても雰囲気がよかった。その後で、それら生物資源を元にした製品を展示していた。映像展示は観光案内が5分。館全体はちょっとまとまりに欠けるかな?
ラオス館 (フリー入場)☆★★
仏廟がパビリオン中央に鎮座ましまししている。バナナの葉に書かれた仏典が仏廟の入口横に展示されていて、これはすごいかも。混雑しているのは食事の販売のせいらしい。
南太平洋共同館 (フリー入場)☆☆★
11か国がまとまったパビリオン。各国別の小さなブースに共通フォーマットでパネル&民具の展示をしていた。3地域に別れるらしいが、特徴や違いがよくわからなかった。水槽に熱帯魚を泳がせたり、森林を再現した空間に昆虫の標本や木彫りの動物を配してみたり、お金がないなりに工夫して頑張っている感じだった。館の大半を実物の船の展示に当てているが、皆がそれが展示品だと気がつかないのが残念。太鼓を叩きまくりで楽しかった。ビデオで温暖化とゴミ問題の深刻さを流していたが、温暖化については知っていたけど、漂着ゴミがとても深刻な問題になっているのは、このパビリオンで初めて知った。