2005-09-25

愛・地球博 ちまきの採点表

催事など

日本広場 寺子屋華座 ☆★★
米村でんじろう先生監修の、科学実験の体験道場。でんじろう先生がいなかったし、助手の人も少ししかいないみたいで、お手伝いスタッフが子供の相手をしていた。そのためなのか、会場はガキ供の遊び場と化していた。願わくば、この中の何%かは科学大好き少年少女になって、日本を引っ張って行って欲しいものだ。
モリゾー・キッコロメッセ プロトタイプロボット展 (15分待ち)☆☆☆
プロトタイプと銘打っているだけあって、何だかよくわからないモノがもんどり打っていた。エレショーの様な展示会を万博に持ってきたと言った感じでとても面白かった。「ロボットはもうここまで実用化出来ているのか」と目からウロコのロボットも多数。
モリゾー・キッコロメッセ 世界のsho日本の書 (フリー入場)☆☆★
書道の展示会だが、ただの展示会ではなく、海外の人達の作品や、日本&海外の子供達の作品展示もあって、とても楽しめた。各書道団体別の展示エリアでは、単なる書道に留まらず、オブジェになっていたりする作品も多くて面白い。ちゃんと時間を作って入館すべきだったと後悔した。
モリゾー・キッコロメッセ 宇宙、地球、そして未来 (フリー入場)☆☆☆
JAXA渾身の展示会。本物の宇宙服や、本物の宇宙食、実物大の衛生のレプリカなどがゴロゴロしていて、宇宙好きにはまさにヨダレもの。なのになぜか閑古鳥。大混雑を予想して広めに確保したスペースがガラガラで、物寂しさを感じてしまった。
モリゾー・キッコロメッセ タイムスリップ大坂万博1970年の軌跡 (フリー入場)☆☆☆
万博記念公園の展示会。大坂万博がどう言う経緯を経て会場が造成され、開催され、公園に整備されて行ったのかを展示していた。自律可能な森林に整備しようとして失敗し、どうやったら自律可能な森林を作れるのか研究中だそうだ。森作りは数十年に渡る息の長い事業だと言う事、考えが浅はかだと失敗すると言う事など、愛・地球博跡地となる愛知青少年公園をこれからどうして行ったらいいのかを考えるきっかけを与えてくれる貴重な展示会だと感じた。
EXPOギャラリー 万博百景 (フリー入場)☆☆★
この地方の日本画家・洋画家・版画家などが万博にまつわる絵を持ち寄って開いた展覧会。いろんな万博の風景を余す所なく観賞出来るが、来場者や人混み描かれている絵が皆無なため、万博の雰囲気が全然表現されていないのが残念。
EXPOホール 日本計画行政学会公開シンポジウム (フリー入場)☆★★
森と里山をテーマにした学会の発表会…だったのかな? 行政側がどの様に民間に働きかけて来たかと言う事をしゃべっていたけど、どうも効率が悪いと言うか力不足と言うか、国の大方針でなくて一部門な動きだとこんなもんなのかなぁ、って印象だった。
地球市民村 村祭 ☆★★
生バンドとディスコっぽい空間と…どう言うイベントなのかちょっとわかりかねた。一応ドリンクコーナーもあったから、やっぱりディスコだったのかなぁ? 聞いて躍るだけでなくて、もちょっと見てもらう工夫があってもよかったんじゃないかな?
地球市民村 地球市民村総まとめシンポジウム (フリー入場)☆☆★
地球市民村を運営して来たNGO達の、万博を総まとめするための発表会。海上の森から万博を追い出した経緯や、この万博が博覧会史上特殊な物であって、特別な意味を持つ物だと言う話など、貴重な話を聞くことが出来て、満足出来た。
愛・地球広場 トワイライトコンサート 渡辺真知子 (フリー入場)☆☆☆
45分間のミニコンサート。知っている曲も多くて楽しめた。渡辺真知子が会場に合唱を呼びかけても、応える人が少なく、ノリに欠けていたのが残念かも。
愛・地球広場 YUMING Love The Earth Final (フリー入場)☆☆☆
EXPOホールでの2時間のコンサート(事前抽選制)の生中継。アジアの一流歌手3人を引き連れ、万博のために作られた歌を歌い、次の上海万博へのつなぎとして演出されていた。バックバンドも豪華一流で、さすがユーミン、質が高い。
ロータリー館 デジタルマンガ大賞 (フリー入場)☆☆★
日本漫画家協会の催したコンテストの発表の場だったみたい。趣旨がよく把握出来なかったんだけど、パソコンを用いて描かれた漫画作品のコンテストって意味でいいのかな?(紙ベーズの作品と演出法に違いがある様には思えないんで、区別する理由がよくわかんないんだけど) プロの漫画家達(そうそうたるメンバー)の原画展(デジタル画?)と、受賞作(プリントアウトされたものと、モニターで見るものとに部門が別れていた)の展示と言った内容で、どちらも見応え充分。受賞作の方に至ってはあまりの面白さに時間の経過を忘れてしまった。