2005-09-12

愛・地球博 ちまきの採点表

日本ゾーン

日本広場 ☆★★
普段は単なる通路なのだが、時にはテントを張って、時には区画を区切ったりして、多目的に利用されていたみたい。
長久手日本館 (50分待ち)☆★★
ゾーン1は現代美術オブジェと言った感じで、白けてしまった。ゾーン2は懐かしの街角風景と日用品の展示を時代別に並べたもので、見応えもあるのでゆっくり見たかったが、スクリーンはコロコロ切り替わって見比べを拒絶しているし、動く歩道で強制的に流されるので品物も全然観賞出来ない。目玉の地球の部屋は(ちまきが見たのはヴァージョン3)「どうだ、CGだ、全天た、すごいだろ」ってだけの映像で、中身カラッポ(たった2分間だから、仕方ない?)。続くゾーン3は、だたっ広い空間に作られた探検スペースで、ここはとても面白かった。全体的には自己満足完結型のパビリオンで、入館者に何を見て感じてもらおうと言う工夫が感じられない。
長久手愛知県館 (ネット予約)☆★★
「江古野博士による公演会」と銘打った劇中劇(20分)。生演劇と言う点も去ることながら、かなり凝った演出をしていて、アイスマンをネタに京都議定書の意義を解いていた。おどろおどろしい内容なので、子供には強烈なインパクトになっただろう。教育的にはとてもいい展示だが、アイスマンと環境を絡める点があざとくて、興ざめしてしまった。
中部千年共生村 (フリー入場)☆☆☆
全く期待しないで入ったら、大穴場だった。中部9県(北陸東海+長野・滋賀)の、各県毎の展示をひとつのパビリオンにまとめたもの。各県の自然資源や生物資源についての展示が並んでいて、とても面白かった(中部圏の人しか楽しめないだろうと言う感じもする)。愛知県は紹介する物がないらしく、木材由来のプラスチックをちょこっと展示しているだけで、ちょっと情けない。
名古屋市パビリオン大地の塔 (20分待ち)☆★★
万華鏡の具がとても大ざっぱなので、ただデカいってだけで奇麗ではない。だから「見るのは30秒」って言われるんだろうね。でも、そこを我慢して数分間位ボーッとしていれば、そのうち堪能出来る様になる気もした。外の風車オブジェの音が館内に流されているのは、とてもいい。