2005-09-25

愛・地球博 ちまきの採点表

グローバルコモン3

イタリア館 (フリー入場)☆★★
踊るサテュロス像の展示がメインなんだが、とても暗くてよく見えない。大理石にしてはキタナイなぁ、と勘違いしてしまった(ブロンズ像)。イタリアの国宝の本物を多数持ち込んだパビリオンらしいが、それは後になって気がつく始末。チョコレート製の車には思わず笑みが。
ギリシャ館 (10分待ち)☆★★
ギリシャの自然やオリーブオイルについての展示をギリシャ神話の神々になぞって展示していたけど、神話にリンクしていると言うのは、なかなか気づかないぞ。
クロアチア館 (30分待ち)☆☆☆
前室で7分の塩田についてのビデオを見せられ、メイン展示室は塩田を再現した空間。全員が部屋の端のステージに押し込められたと思ったらステージが上昇。上から塩田が眺められる趣向かと思いきや、その塩田をスクリーンに映像展示(7分)が始まったので、度肝を抜かれた。最初から最後まで空撮で、クロアチアの風景を描写。一見非常に退屈なパビリオンに思えるが、そこを我慢して何も考えずにその空撮を見降ろしていると、飛行酔いしてしまって、面白さがわかる様になる。
リビア館 (フリー入場)☆★★
石油で稼いだお金をコンクリのパイプによる人口河川建設に注いでいるんだよと言うのを強調した展示になっていた。けど、パイプの直径を現す模型があるだけで、見せ方は下手かも。床に敷き詰められたじゅうたんは見事で、ふと見上げたら天井も布で装飾されていて奇麗だった。
スペイン館 (フリー入場)☆☆☆
前室で、フランシスコザビエルの来日の様子を描いたアニメを見せられ、館内へ。巨大な空間では国情を表わす映像展示(15分×2本)、その展示室からは各テーマの小展示室に行く事が出来るが、これがどの部屋もすごく凝っていてとても面白い(ドンキホーテの部屋とか、サッカー選手の部屋とか)お祭りの部屋ではスペインならではのバカ騒ぎの映像が3分×3本楽しめる。
チュニジア館 (フリー入場)☆★★
モザイクや陶板が展示されていて歴史の古さはわかったんだけど、予習してから行くべきだった。ろくろ回しの実演の兄ちゃんが「あなたの名前をアラビア語で掘って焼いてあげます」なんて言っていた。瀬戸市と姉妹都市だし、焼き物が名産の国なんだろうか?
ドイツ館 (60分待ち)☆☆★
工業技術にテーマを絞っている。ウワサに反して、不覚にもとても面白いと思ってしまった。あれだけのコースターを建屋の中に入れたってのがすごい。展示エリアも、それなりに色々体験できるので好感が持てる。
トルコ館 (フリー入場)☆☆★
トルコの工芸品の一大特徴である「幾何学模様」に徹底的にこだわった展示で、思わず引き込まれてしまう。アストロラボの展示が面白かった。
フランス館 (10分待ち)☆☆☆
展示の方は工業国としてのフランスを描いていたが、映像展示が徹底して自然破壊阻止・京都議定書推進を謡っていて、かなり見応えがあった。やっぱり農業国なんだね。
ブルガリア館 (フリー入場)☆★★
物産の紹介がほんの少し。ステージで民族舞踊が見れた。物品の見学と舞踊の見学とヨーグルトの列とで人が交錯していて、ゆっくり出来なかった。
ボスニア・ヘルツェゴビナ館 (フリー入場)★★★
パーテーションに写真貼ってスクリーンに映像流しているだけ。戦後復興に必死で余裕が全くないのだろう。自然がとても豊かな国だってのは理解出来た。
モロッコ館 (10分待ち)☆★★
物産の紹介が少し。ここの目玉はモロッコカフェの再現らしいのだが、お偉いさんの貸切になっていて(;_;)
ヨルダン館 (10分待ち)★★★
死海のプールに浮いている人を、上から眺めるだけ。ただそれだけ。プールに入れるのは先着120名で、朝一入場してダッシュしないとダメらしい。
EXPOエコマネーセンター (フリー入場)★★★
エコに関する展示が少し。あくまでもエコマネーをやり取りするためのセンターとして機能していたので、展示はおつまみ程度。もうちょっとエコマネーとは何なのかと言う事をわかりやすく解説する展示があればいいのに、と思った。
バックヤードツアー (ネット予約)☆☆☆
とにかく歩く、ひたすら歩く。その合間に展示を見ると言った感じのツアー。立ち入り禁止区画に入り込んで、貴重な設備を見学出来るが、歩く時間の方が多いので中身が薄いと錯覚してしまうのが難点かも。