2005-09-25

愛・地球博 ちまきの採点表

グローバルコモン2

アメリカ館 (5分待ち)☆☆☆
映像展示は仕掛けがてんこ盛り。フランクリンがアメリカ人気質4要素(探求心・冒険・楽観主義・自由)をていねいに解説してくれる。アメリカ人とはどう言う人種なのか、初めて理解できた様な気がしました。(そぉかぁ、楽観主義か。それで世界中に迷惑をまき散らしているんだね)映像の後の展示ブースは、ライトフライヤーと火星探査車の実物大レプリカが展示されていて圧巻。壁一面の火星地表の写真も、大変リアルで見応え充分。そんな展示エリアでは、アメリカ人の兄ちゃんが流ちょうな日本語で解説をしてくれる。全パビリオンの中で、見せ方が一番上手い。
アルゼンチン館 (フリー入場)★★★
中央にタンゴのステージがあるだけのパビリオン。タンゴがメイン展示みたい。他には何も見るものがないが、ステージが始まるまで待ち切れなかった…
カナダ館 (20分待ち)★★★
8分×2回の映像展示だが、場所を移動して同じ映像を2回見る(見える内容は違っている)って趣向。「面白い」を通りこして「何のこっちゃ」って感じ。映像の内容はカナダの自然と人々の暮らしについてのものなんだけど、抽象的すぎて理解出来なかった。
キューバ館 (フリー入場)☆★★
植民地時代の旧市街の様子を館内に忠実に再現。再現した街並みの「雰囲気」がメイン展示なので、他には特に何もない(雰囲気はとてもいい)。ちまきが行った時にはヘミングウエィの写真展やっていた。館の中央に映像展示があるが、内容は観光PR。カフェがあり、噴水があって、くつろげる様になっている。
ドミニカ館 (フリー入場)★★★
コロンブスに関する展示と琥珀の展示が少々。沈没船から引き上げた品々が並んでいたりで、貴重な物を展示しているのだろうけど、見応えはいまいちかも。
メキシコ館 (5分待ち)☆☆☆
なかなか趣向が凝らされていて、見せ方が上手い。サボテンがズラズラ並んでいるかと思いきや、各民族の民芸品の展示や自然についてのパネルなど、盛り沢山。バニラやココアやチューインガムの木が特産と言う事なんだけど、願わくばパネルでなくて実物を展示して欲しかった。
アンデス共同館 (フリー入場)☆☆★
各国別展示ではなく、共同でひとつの展示をしていた。アンデスの動植物と文化をパネルで紹介。とても雰囲気よくまとめられていた。
中南米共同館 (フリー入場)☆☆☆
各国の砂浜の砂を手に取って比べる事が出来て面白い。他には熱帯雨林や遺跡を展示していた。
国連館 (フリー入場)☆☆★
国連の各部門別に5つに仕切られていた。メインの映像展示は、自然の美しさと世界が抱えている問題を提示。赤十字館の映像よりも赤十字の意義をよく表現していたのが何とも…。もうひとつの映像展示はNHKスペシャルやどうぶつ奇想天外が上映されていたのが×(金払って入場している人に見せるものではないだろう)。他には、写真コンテストの展示はなかなか見応えあるし、健康の展示も面白くまとめられていて、一見の価値があるパビリオンだ。
国際赤十字・赤新月館 (80分待ち)★★★
20分の映像展示。とてもメッセージ性が強い映像。ショッキングな映像をちりばめ、徹底的に反戦と貧困対策を訴えていたが、これでは赤十字の意義は伝わらない。
OECD館・国際熱帯木材機関館 (フリー入場)★★★
ちょっとしたパネルとリーフレットが置いてあるだけで無人のパビリオン。だだっぴろく余ってしまったスペースが入場者の休憩所と化していた。
エキスポギャラリー ☆★★
絵画の展示会用の場所として用意された場所? 室内は明るいものの、照明の熱がものすごくて、不快を感じるほど。趣向を凝らした展示会が次々と開催されていた。ひと頃、ここで映画の宣伝をやっていた事があったが、わざわざお金払って万博に入場しているのに、そんな中で宣伝見せられてヨシとする人がいるのかどうか、とても疑問に思ってしまった。