■●就業規則
作成の手順
サイト目次を飛ばして本文へ



●就業規則
作成の手順

  1. 作成方針の決定
    誰がどの作業を手がけるのか、従業員に参加させるのか、どの程度詳しく作り込むか、いつまでに完成させるか等、どうやって作るのかを決めます。
  2. 労働条件等の現状把握
    どんな業務をどんな環境でこなしているのか、どんな制度や慣行や規定があるのか等を、洗い出します。
  3. 試作版の作成
    会社の現状と法令とを合わせて、叩き台になる就業規則を作ります。
  4. 評価と検討
    試作版を前にして、問題点がないかチェックします。
  5. 正式版の作成
    実際に運用するための就業規則を完成させます。
  6. 従業員への説明・意見聴取
    説明会などで従業員に就業規則の内容について説明をします。従業員から出た意見を取り入れるなら、(3)へ戻って作り直します。
  7. 監督署への届出
    従業員代表の意見書を添えて、就業規則を労働基準監督署へ提出します。
  8. 運用
  9. 評価と検討
    実際に運用してみて初めて気がつく問題点もあるかも知れません。運用開始後に今一度チェックしてみます。
  10. 就業規則の変更
    運用に問題があったり、規定が変更されたり、法令が変わったりした場合は、それに合わせて変更します。変更したら(7)へ戻り、従業員の意見書を添えて届け出ます。

 使える就業規則にするために、現状把握を丹念に行い、納得の行くまで書き直しをします。
 社長様の「私は会社をこうして行きたいのだ」と言う想いのたけを存分に注ぎ込んでいただければ、作り込まれたよい就業規則が完成する事でしょう。



吉田社会保険労務士事務所 (c) NYAN@chimaki-tei 2001/2015
お問い合わせ先