受験産業では、資格を取ればいい事ばかりみたいな事を言っていますが(私もダマされたクチです)、社会保険労務士になる前にまず、社会保険労務士の仕事って何なのかをよく見極めて知っておきましょう。
社会保険労務士は年金の専門家です。もちろん年金相談の仕事もない事はないのですが、むしろそれはレアケースです。健康保険や介護保険に興味があった、労災について考える所があった、…受験の動機はそれでもいいのですが、そう言う仕事があるわけではありません。
社会保険労務士のお客さんになるのは9割以上が事業主の方々です。その社長さん相手に、労働・社会保険の手続や労務管理全般について色々お手伝いするのが、社会保険労務士の仕事になります。
ここや他の若い社会保険労務士さんのHPなんかを渡り歩いて、どんな仕事なのかイメージしてみましょう。HPやメルマガの中には、開業前や開業し立ての人にエールを送るためのものもあります。もし、近所に社会保険労務士事務所があるのなら、訪ねてみるのもいいでしょう。
受験生のうちから、社会保険労務士の仕事について多くを知っていた方が、合格してからアワ食って慌てるなんて事にならないので、いいのではないかと思います。