Word と Excel のセキュリティを上げるには
マクロが自動実行されない様にする
マクロとは、ある種のプログラムの一種で、直訳すると「自動実行手続」と言う意味のものです。
私達が表計算やワープロやお絵書きなどのプログラムを使う時に、同じ操作の繰り返しをしなければならない事が時々あります。そんな時に、キーボードやマウスの操作の様子を覚えてもらい、次からはボタン一発で同じ事を自動でやってもらえる様になると、とても便利です。その操作の手順を記録したものが、マクロの正体となります。
Word や Excel のファイルがメールで添付されて来た時に、ウイルスかどうかを疑わなければならないのは、Word や Excel のマクロが、あまりにも高機能なために何でもできてしまう（悪い事も自由自在な）代物のため、ウイルスの仕込み先としてよく利用されてしまうからなのです。
Word や Excel のマクロを自動的に実行してしまう機能を止めてしまえば、とりあえずはこの様な心配をしなくて済む様になります。
設定の手順
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Word も Excel も、設定する場所は同じです。「ツール ＞ マクロ ＞ セキュリティ」を開きます。
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「セキュリティレベル」タブを開き、レベル「高」を選択して「OK」を押します。
- これで、ほとんどのマクロが自動実行しなくなります（一部に例外的に自動実行する場合があるので、完璧ではありません）