2003-09-14

ツバメくん育児日記

ご注意
 この日記は、その時々の気持ちや考えや、その時点で知ったり想像したりした事についてつづったものなので、正確な情報や処置や対処とは食い違っている記述も含んでいます。充分ご注意下さい。
 日記に書かれている事を鵜呑みにしてしまわないためにも、このサイトの他のページにも目を通していただければと思います。

6日目 8月28日

 ビタミン剤が効いたのか、はたまた無理矢理食べてもらったのが効いたのか、それとも当人の生命力のおかげなのか、ツバメ君は元気になりました。
 口を開けて、ピーピーとおねだりして来ます。こんな姿を見せられたら、情が移ってしまいそうです。おそるべしヒナの本能。

 ちまきが、エサの準備(ピンセットで、ミルワームを1匹拾い出して、頭を つぶして、食べやすい様につかみ直す)を終えて、口で「チューチュー」とやると、ピーピー鳴き出して、ピンセットを差し出すと、あんぐり口を開けて声を張り上げます。その口の中の奥深くへミルワームを差し入れるだけなので、昨日とはうって変わって、エサやりが楽になりました。その代わり、1匹食べたらそれっ切りで、連続して食べる事がなくなったので、たくさん食べて欲しい時は数分ずつ間隔を空けなければならず、時間のかかり具合はあまり変わってません。が、こちらの都合で食べてくれる様になっただけ、時間の束縛はゆるくなりました。

 この、口を開けておねだりするのが、正常な姿だったわけで、今までそうしてもらえなかったのは、ツバメ君とちまきとの間に信頼関係がなかったから、なのか、それとも、食欲がなかったから、なのか、どちらかなのでしょう。

 一時期は減り止まらなかった体重も、転じて増え始めました。おとなしく寝ている姿は変わらないのですが、起きている時はとてもソワソワしていて「どこが絶対安静やねん」状態。片足の状況にまだ慣れていないらしく、体のバランスを取るのが難しいのか、羽をバタつかせて何とか姿勢を保とうとします。

 水も、自力で飲む様になりました。バタバタと羽を羽ばたかせて何をやっているのかと思いきや、水場まで移動しようとしていた次第。片足では歩けないのですね。

 今日の昼頃から、目も開ける様になりました。つぶらな瞳でじっとこちらを見つめてくれます。
 温度も30℃で充分な様です。
 あまりに動こうとするものだから(それでいて片足が治っていないために動きが不自由なため)皿巣は撤去しました。
 それから、以前の日記で「ツバメは巣の中でうんちしないから、おりこうだ」と書いたのは、前言撤回です。こいつ、平気でうんちの上に座ります。おかげで、足やらおなかやらが、うんちまみれになっています。困ったもんです。

 今日のエサの状況ですが、この時間ですでにミルワーム70匹になりました。この分だと今日中に80匹に行くかと思います。ビタミン剤は朝に1回、それ以後は飲み水に混ぜての間接投与に切り替えました。
 体重は夕方の段階で13gとなりました。


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