2003-09-14

ツバメくん育児日記

ご注意
 この日記は、その時々の気持ちや考えや、その時点で知ったり想像したりした事についてつづったものなので、正確な情報や処置や対処とは食い違っている記述も含んでいます。充分ご注意下さい。
 日記に書かれている事を鵜呑みにしてしまわないためにも、このサイトの他のページにも目を通していただければと思います。

4日目 8月26日

 鳥はたとえ1日でも絶食すると、低血糖が原因ですぐに肝臓がダメになるのだそうです。食べない鳥を介抱するのはとても難しい事だと言うのは、そう言う所から来ているのかも知れません。
 と言う事で、ちまきがやらかしてしまった「1日半の絶食に堪えた」ってのは、極めてまれなケースか、よほど運がよかったかのどちらかです。決してマネしないで下さい、と言うとともに、とてもとても反省しています。

 そんな過酷な状況を耐えた個体なので、ひょっとすると、とてつもなく強い内蔵の持ち主なのかも知れません。このまま峠を越えて快方に向かえば、野生でも立派にやって行けれるのではないかと期待するのですが、とにかく食が細くて心配なのです。

 1回につき、ミルワーム1匹か2匹、多い時でも5匹程度しか口にしてくれません。満足しているのかどうかはわからないのですが、1〜2匹ほど口にすると寝てしまうのです。
 ツバメ君が鳴くか起きている頃を見計らい、起きる気配がないなら起こして給餌しました。午前中は10分〜30分置き程度、午後は40分〜1時間置き位になったでしょうか?(人間の都合でなくて、ツバメの都合で、この間隔になりました)エサの時以外はずっと目をつむって寝ていると言うのが、状態がよくない証拠の様です。

 保温の必要があるとの事なので、昨日の夕方から、電気座布団を段ボールの下に敷いています。皿巣の隣に寒暖計を置き、温度をモニターしました。前日までは暑すぎるのはダメだろうと勘違いして、30℃を越えない様にしていたのですが、これが大きな間違いだったのですね。今では30℃を切らない様にしているので、一緒にいる人間が暑くてたまりません。

 電気座布団は、元はちまきの婆さまの形見の品で、現在はヤマトの冬の猫ベッドに使っている物です。じかに座れば結構あったかくなるのですが、段ボールの中では床暖房にしかならない様なので、ちょっと涼しくなれば30℃を維持できなくなる様な気がします。そこで、室内暖房も用意して、寒暖計を見ながら使い分けようと思いました。
 そこで今日は、ホームセンターでひよこ電球を買って来ました。

 ついでに、鳥専用のビタミン剤も売っていたので、それもゲット。水と共に飲ませました。
 キャットフードの様な粉を固めた系の物はどうしても口にはしないので、ビタミン補給は、ビタミン剤と、キャットフードで育てたミルワームで何とかするとして、キャットフードを与えるのはやめにしました。
 足がよくなって来つつあって痛かゆいのか、時々皿巣の中をぐるぐる回ったりします。無理にミルワームを食べさせようとすると、ぐるっと回って尻を向けます。なのに、腹が減ったと言ってピーピー鳴きます。何かが根本的に間違っている様な気もするのですが…。

 体重は今朝の段階で11gです。減ってしまいました(T_T)
 今日の食事の総量は、特製キャットフードふた口ほどと、ミルワームが約40匹程度、ビタミン剤が5〜6滴でした。


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