2004-01-04

オリエンタルカレーを食べよう

オリエンタルカレー食べ比べ

 オリエンタル即席カレーの味にしっくり来ないちまき家では、だったら大変美味しいとウワサされるオリエンタル社の他のカレーを入手して食べ比べてみようと言う事になりました。

 幸いにも名古屋は栄の地下街にある肉屋かね仙で、オリエンタルカレーの全商品を扱っている事がわかりましたので、早速そこへ行ってカレールーをひと通り買ってみました。


即席カレー
 昭和20年発売の、元祖でスタンダードのルーです。
 味は大変おとなしく、他社で言う所の「お子様カレー」と言った感じです。
 これはこれで美味なんですが、何かひと味、物足りません。

マースカレー
 昭和37年発売のルーで、即席カレーの改良版の様す。
 ルーは即席カレーとほとんど同じの様で、マンゴーのチャツネが入った小瓶が入っていました。
 即席カレー同様に全く辛くなく、おとなしい味ですが、コクがあります。それだけで即席カレーの不満がほぼ解消されたって感じです。

マースカレーゴールド 甘口
平成11年発売のルーで、マースカレーの改良版の様です。
 マースカレーでは別添だったチャツネが、ルーの中に練り込みになりました。
 味は、やっぱりそんなに辛くはないのですが、コクだけでなくうま味も加わり、はっきり言って美味です
「日本カレーは、こんなに美味しい料理だったのか!」と、ミスター味っ子の様に口からビームが出るかと思ってしまいました。

マースカレーゴールド 中辛
 中辛としているのは、他社と比べてそんなに辛くないと言う事で、照れ隠しなのでしょうか?
 でも、他社のカレー同様に普通に辛いです。黙って出されたら、オリエンタルだとはわからないでしょう。
 甘口のルーでは堪能できた美味しさですが、中辛の方は辛くなった分、少しわからなくなりました。

 ちまきが「日本のカレールーの最高傑作だ」と感動したマースカレーゴールド甘口は、残念ながら販売終了となった様で、今では入手できないみたいです。

 ちまき家の近所で入手加能なのは、オリエンタル即席カレーだけです。他の後発のルーが美味しいからと言って、そうそう名古屋まで出かけて調達と言うわけには行きません。何とかしてオリエンタル即席カレーで美味しくしなければならないわけです。
(でも、他の地方の人と比べると、地元企業だけあって入手は簡単なんだろうけど)

 しかし、何だかんだ言っても一度はやってみるもんで、食べ比べの結果、オリエンタル即席カレーにマンゴーチャツネを加えればいいのではないかと言う結論に達したのでした。


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