2003-07-06

オリエンタルカレーを食べよう

オリエンタルカレーを美味しくしよう作戦
その1

 オリエンタル即席カレーは、お子様カレーの様な味なので、やはり最近の食べ慣れた他社のカレーと比べると、ちょっと物足りないです。そこで、ちまき家では、まずは、オリエンタル即席カレーを使った時の味の調整を試みる事となりました。

作戦その1 塩を足す
 ひと味足りないのだから、塩を足してみました。てきめん美味しくなりました。でも、意味ありませんねぇ。ただでさえ普段から塩分過多な日本人が、すすんで塩を継ぎ足しては。
 逆に、この経験から、普段食しているカレーが、いかに塩分が多いかと言う事に気がついてしまいました。
作戦その2 油を足す
 不思議な事に、これでも味が良くなりました。カレーの美味しさの何割かは、油(肉エキス?)によるものだと言う事に気がついてしまいました。しかし、油分を減らすためにわざわざオリエンタル即席カレーに挑戦しているのですから、これでは意味がありません。
作戦その3 辛さを足す
 辛さを補えば、美味しさが増すのかと思って、色々な香辛料を試してみました。しかし、カレー粉の調合には詳しくないちまきでは、自ずから限界がある様です。そこそこ辛くなって美味しくなるのですが、「ひと味足りない」現象には変化がないのです。
作戦その4 旨みを足す
 チーズを入れてみたり、トマトジュースを入れてみたり、カレーに使えそうな定石を色々試してみましたが、なかなか「これだ」と言う味に出会えません。
作戦その5 オリエンタルマースカレーを使う
オリエンタル即席カレーの後発商品らしいです。そのまたリニューアル版オリエンタルマースカレーゴールドは、最近「カレーも世代交代かしら?」と盛んに宣伝しています。しかし、いかんせん、どこで売っているかがわかりません。まだ、現物を味わった事がないだけでなく、現物を見た事もないのです。
作戦その6 オリエンタル即席カレーの味に慣れる
 最終的には、これしかない様な気もするのですが、まだあきらめる決心がつきません。

 色々と試行錯誤を重ねるうちに、はたと気がついてしまったのですが、やっている事と言えば「味の調子を崩してしまったカレーを復活させる法」そのまんまなのです。つまり、一から味を作り上げていく作業そのままなのだと。何のためにカレールーを買って来ているのかが、よくわかんなくなったりもします。
 でも、何だかんだ言っても、よくわかんないまでも、ある程度いい線まで行く様になりました。

玉ねぎを茶色くなるまで炒める
 カレー作りの基本中の基本ですよね。他のカレールーではこれをサボってもそこそこ美味なのですが、オリエンタル即席カレーでこれを怠ってしまうと、本当にひと味足りなくなってしまうので、手が抜けません。
丸鶏使用がらスープを入れる
 なぜだか、これだけで結構味が引き締まります。でも、これも結構塩分が多めなので、気をつけなければですね。
コショウを入れる
 辛みについては、これだけで充分みたいです。
その他香辛料を入れる
 ちまき家にあるスパイス類を総動員して試しました。フェンネルがいいらしいとか、クミンやコリアンダーはどうかとか、何をどう組み合わせればいいのか、暗中模索が続きました。

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