オリエンタルカレーを食べよう
オリエンタルカレーを美味しくしよう作戦
その1
オリエンタル即席カレーは、お子様カレーの様な味なので、やはり最近の食べ慣れた他社のカレーと比べると、ちょっと物足りないです。そこで、ちまき家では、まずは、オリエンタル即席カレーを使った時の味の調整を試みる事となりました。
- 作戦その1 塩を足す
- ひと味足りないのだから、塩を足してみました。てきめん美味しくなりました。でも、意味ありませんねぇ。ただでさえ普段から塩分過多な日本人が、すすんで塩を継ぎ足しては。
逆に、この経験から、普段食しているカレーが、いかに塩分が多いかと言う事に気がついてしまいました。 - 作戦その2 油を足す
- 不思議な事に、これでも味が良くなりました。カレーの美味しさの何割かは、油(肉エキス?)によるものだと言う事に気がついてしまいました。しかし、油分を減らすためにわざわざオリエンタル即席カレーに挑戦しているのですから、これでは意味がありません。
- 作戦その3 辛さを足す
- 辛さを補えば、美味しさが増すのかと思って、色々な香辛料を試してみました。しかし、カレー粉の調合には詳しくないちまきでは、自ずから限界がある様です。そこそこ辛くなって美味しくなるのですが、「ひと味足りない」現象には変化がないのです。
- 作戦その4 旨みを足す
- チーズを入れてみたり、トマトジュースを入れてみたり、カレーに使えそうな定石を色々試してみましたが、なかなか「これだ」と言う味に出会えません。
- 作戦その5 オリエンタルマースカレーを使う
- オリエンタル即席カレーの後発商品らしいです。そのまたリニューアル版オリエンタルマースカレーゴールドは、最近「カレーも世代交代かしら?」と盛んに宣伝しています。しかし、いかんせん、どこで売っているかがわかりません。まだ、現物を味わった事がないだけでなく、現物を見た事もないのです。
- 作戦その6 オリエンタル即席カレーの味に慣れる
- 最終的には、これしかない様な気もするのですが、まだあきらめる決心がつきません。
色々と試行錯誤を重ねるうちに、はたと気がついてしまったのですが、やっている事と言えば「味の調子を崩してしまったカレーを復活させる法」そのまんまなのです。つまり、一から味を作り上げていく作業そのままなのだと。何のためにカレールーを買って来ているのかが、よくわかんなくなったりもします。
でも、何だかんだ言っても、よくわかんないまでも、ある程度いい線まで行く様になりました。
- 玉ねぎを茶色くなるまで炒める
- カレー作りの基本中の基本ですよね。他のカレールーではこれをサボってもそこそこ美味なのですが、オリエンタル即席カレーでこれを怠ってしまうと、本当にひと味足りなくなってしまうので、手が抜けません。
- 丸鶏使用がらスープを入れる
- なぜだか、これだけで結構味が引き締まります。でも、これも結構塩分が多めなので、気をつけなければですね。
- コショウを入れる
- 辛みについては、これだけで充分みたいです。
- その他香辛料を入れる
- ちまき家にあるスパイス類を総動員して試しました。フェンネルがいいらしいとか、クミンやコリアンダーはどうかとか、何をどう組み合わせればいいのか、暗中模索が続きました。
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