2003-09-14

ツバメくん育児日記

ご注意
 この日記は、その時々の気持ちや考えや、その時点で知ったり想像したりした事についてつづったものなので、正確な情報や処置や対処とは食い違っている記述も含んでいます。充分ご注意下さい。
 日記に書かれている事を鵜呑みにしてしまわないためにも、このサイトの他のページにも目を通していただければと思います。

9日目 8月31日

 ミルワームを2ケース買って来ました。もしかしたら、ツバメ君はこのまま越冬させる(ひょっとかしたら、うちの子になる)可能性も出て来たので、ミルワームがどう言う食性をしているのか、どう育てたらいいのかを調べてみる事にしました。
 ミルワームと言う位だから、ミル(餌)用のワーム(虫)だとばかり思ってました。でも、語源は違った。ミル(穀物)につくワーム(害虫)なのだそうです。成長すると、5mm程度の甲虫になるそうです。
 調べてみてひとつ発見しました。ミルワームのサナギには2つの段階があるのだそうです。まず、幼虫の形のまま、固くまっすぐになってしまう。まるで死んでしまったかの様に動かなくなるのは、サナギだから当たり前ですね。その後、脱皮しておなじみのサナギになるのだそうです。
 …って事は「ミルワーム大量死」と言って大騒ぎしたアレは、ただ単にサナギになっただけだったのか?! ううぅ…全部捨てちゃったよ…。
 何だか幼虫が13令もあるし、サナギも2令あるし、普通の昆虫の常識が通用しない相手です。こんな成長過程な昆虫は、ちまきは初耳でした。

 で、ツバメ君には自分で食事してもらうべく、特訓をいたしました。あんぐり口を開けてもそのまま口にはミルワームを突っ込んでやらない、じらして、食いついて来るのを待ちます。下に置いて、突っついて拾い上げる様にも仕向けます。
 できないわけではないんです。何と言うか、やる気がないですね、ツバメ君は。口に入れさえしてくれればいいのだ、と言う態度を取ります。
 そんな事をやっていたので、この日も食が細くなってしまいました。もっと熱心にミルワームを与えていれば、かなり食べてくれたはずだと思うのですが。
 箱の中でバタバタと羽ばたきっぱなしで、水入れを何度もひっくり返されました。足もうんちだらけです。
 左足の骨折は、もう大体いいらしく、指に力が入らないと言う問題はあるものの、あまり不自由なく動ける様になって来ました。止まり木には止まらないものの、皿巣のふちにじっと座っています。歩く事はまだできないですけどね。
 この日の食事の総量は、ミルワーム53匹でした。相変わらず少ないです。
 体重は、夕方の段階で14gでした。ミリグラムの単位で体重は回復したみたいです。


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