********************************************************************** "Read First" リリース ノート Microsoft Windows 2000 Professional、 Windows 2000 Server、および Windows 2000 Advanced Server ********************************************************************** このドキュメントでは、Microsoft Windows 2000 のドキュメントを 補足する最新情報やその他の情報を提供します。Windows 2000 CD-ROM には、次のリリース ノート関連のファイルが収められています。 * Read1st.txt (このファイルです) には、インストール前に知っておくべ き重要な情報が記載されています。このファイルは Windows 2000 CD-ROM のルートディレクトリにあります。 * 『ファースト ステップ ガイド』のインストールに関する各章には、イン ストールの準備とセットアップ方法について説明されています。これらの ファイルは Windows 2000 CD-ROM の \Setuptxt フォルダにあります。 * Readme.doc には、互換性とインストール後の注意が記載されています。 このファイルは Windows 2000 CD-ROM のルート ディレクトリにあります。 * 『ハードウェア互換性リスト』には、サポートされるハードウェアの 最新リストが掲載されています。『ハードウェア互換性リスト』は、 Microsoft の Web サイト (http://www.microsoft.com/japan/hcl/) でご 覧いただけます。Windows 2000 CD-ROM には、Windows 2000 の開発が完了 した時点での正確なこのリストのコピー(ドライブ名:\Support) が収めら れています。 最新のアプリケーション互換性情報については、次の Microsoft Windows 2000 Product Compatibility Web サイトを 参照してください。 http://www.microsoft.com/japan/windows2000/appscatalog/ 最新のリリース ノートと Windows 2000 の更新情報については、 次の Microsoft Personal Online Support Web サイトの Microsoft Knowledge Base を参照してください。 http://support.microsoft.com/intl/japan/personal/ このソフトウェアの仕様およびマニュアルに記載されている事柄は、将来予告 なしに変更することがあります。特に記載していない場合、このソフトウェア およびマニュアルで使用している会社、組織、製品、人物、キャラクタ、デー タなどの名称は架空のものです。実在する商品名、団体名、個人名などとは一 切関係ありません。このソフトウェアおよびマニュアルは、本製品の使用許諾 契約書のもとでのみ使用することができます。このソフトウェアおよびマニュ アルのいかなる部分も、米国 Microsoft Corporation の書面による許諾を受 けることなく、その目的を問わず、どのような形態であっても、複製または譲 渡することは禁じられています。ここでいう形態とは、複写や記録など、電子 的な、または物理的なすべての手段を含みます。 マイクロソフトは、このマニュアルに記載されている内容に関し、特許、特許 申請、商標、著作権、またはその他の無体財産権を有する場合があります。こ のマニュアルはこれらの特許、商標、著作権、またはその他の無体財産権に関 する権利をお客様に許諾するものではありません。 (c) 1999 Microsoft Corporation. All rights reserved. Microsoft、MS-DOS、Windows、および Windows NT は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 このソフトウェアはグラフィック フィルタ ソフトウェアを含んでおり、 Independent JPEG Group で作成されたコードの一部を利用しています。 記載されている会社名、製品名には、各社の商標のものもあります。 目次 このドキュメントの使い方 最初にお読みください 1.0 Microsoft 分散トランザクション コーディネータ 2.0 論理ディスク マネージャ 3.0 Microsoft Proxy Server 2.0 4.0 NetShield および VirusScan 4.03a 5.0 記憶装置 6.0 Microsoft による今後の Alpha プロセッサのサポート 7.0 NEC PC-9800 シリーズをお使いになる際の注意 ====================================================================== このドキュメントの使い方 ====================================================================== 画面上でメモ帳を使って Read1st.txt を表示するには、メモ帳ウィンドウを 最大化します。 Read1st.txt を印刷するには、メモ帳やその他のワード プロセッサでファイル を開き、[ファイル] メニューの [印刷] をクリックします。 ====================================================================== 最初にお読みください ====================================================================== Windows 2000 へようこそ。この製品のリリースに関してインストール前に 知っておくべき重要な情報については、このドキュメントを印刷してお読み ください。 Windows 2000 のインストール後に、リリース ノート ファイル (Readme.doc) を印刷し、使い方に関する重要な情報をお読みください。ファイルは Windows 2000 CD-ROM に収められています。 Windows 2000 ヘルプには、新機能についての詳しい説明があります。 Windows 2000 のインストール後に Windows 2000 ヘルプを表示するには、 [スタート] ボタンをクリックし、次に [ヘルプ] をクリックします。 Windows 2000 Professional または Windows 2000 Server に関する 最新のドキュメントを Web 上で入手するには: * Windows 2000 Professional に関する最新のドキュメントを参照 するには、次の Microsoft の Web サイトの Windows ホーム ページをご覧ください。 http://www.microsoft.com/japan/windows2000/professional * Windows 2000 Server に関する最新のドキュメントを参照する には、次の Microsoft の Web サイトの Windows ホーム ページ をご覧ください。 http://www.microsoft.com/japan/windows2000/server * 次の Microsoft の Web サイトの Windows Update から、ご使用 のコンピュータに最新のドキュメントをダウンロードしてください。 http://windowsupdate.microsoft.com/ ====================================================================== 1.0 Microsoft 分散トランザクション コーディネータ ====================================================================== ここでは、Windows 2000 のインストール前に実行しなければならない作業に ついて説明します。 ---------------------------------------------------------------------- 1.1 Microsoft Transaction Server アプリケーションのトランザクション ---------------------------------------------------------------------- Windows NT(R)、Windows 95、または Windows 98 で Microsoft Transaction Server を使用して、分散トランザクションの制御下で Oracleのデータベース を Microsoft Transaction Server アプリケーションから更新していた場合は、 Windows 2000 をインストールする前に、インダウトで復元が必要なトランザ クションがないことを確認しなければなりません。Microsoft 分散トランザク ションコーディネータ (MS DTC) は、トランザクション関連の復元情報を新し い方法で格納するようになったので、これはきわめて重要です。以前は、トラ ンザクション関連の復元情報が独立した Dtcxatm.log ファイルに格納されて いました。現在は、トランザクション関連の復元情報が、ほかのすべての MS DTC 復元情報と共に Msdtc.log ファイルに格納されるようになりました。 Dtcxatm.log というファイルはなくなりました。 インダウトで復元が必要なトランザクションがないことを確認するには 1. Microsoft Transaction Server エクスプローラを起動し、 [トランザクションの一覧] の画面を使用して、インダウト トランザクションがコンピュータ上に存在しないことを確認します。 これにより、Oracle のデータベースに影響を及ぼしている未解決の インダウトトランザクションがないことが確認されます。 2. Oracle のデータベース管理ツールを使用して、Microsoft Transaction Server から開始されたインダウト データベース トランザクションが 存在しないことを確認します。 3. インダウト トランザクションが存在する場合は、MS DTC と データベースを起動して、トランザクションの復元が自動的に 行われるようにします。インダウト トランザクションが残る場合 は、Oracle のデータベース管理ツールを使用してトランザクション を解決します。 詳細については、Windows 2000 CD-ROM のルート ディレクトリに ある Readme.doc の「ネットワークと通信」を参照してください。 ---------------------------------------------------------------------- 1.2 Windows 2000 のインストール前の、インダウト MS DTC トランザクションが存在しないことの確認 ---------------------------------------------------------------------- Windows 95 または Windows 98 で Microsoft Transaction Server を使用 していた場合は、Windows 2000 をインストールする前に、Windows 95 または Windows 98 オペレーティング システムにインダウト MS DTC トランザクションが存在しないことを確認する必要があります。 Windows 95 または Windows 98 オペレーティング システムの上から Windows 2000 をインストールすると、そのシステムの MS DTC の ID が 変更されるので、これはきわめて重要です。ほかの MS DTC のシステムは、 以前の ID を使って MS DTC と通信できなくなります。 Windows 95 または Windows 98 オペレーティング システムにインダウト MS DTC トランザクションが存在しないことを確認するには 1. Microsoft Transaction Server エクスプローラを起動し、 [トランザクションの一覧] の画面を使用して、インダウト トランザクションがコンピュータ上に存在しないことを確認します。 2. インダウト トランザクションが存在する場合は、『Microsoft Transaction Server 管理者ガイド』の「MTS トランザクションの 解決」に示されている手順に従って、そのトランザクション を解決する必要があります。このガイドは Microsoft Transaction Server CD-ROM に収められています。 詳細については、Windows 2000 CD-ROM のルート ディレクトリに ある Readme.doc の「ネットワークと通信」を参照してください。 ====================================================================== 2.0 論理ディスク マネージャ ====================================================================== Windows 2000 のセットアップ時に、ダイナミック ディスクの作成やブート ボリュームの再フォーマットを行わないでください。また、セットアップ時に ダイナミック ディスクのいずれかのパーティションを削除すると、その ディスクのすべてのパーティションを削除しなければならなくなるため、 コンピュータを起動できなくなり、ディスク上のすべてのデータが失われます。 現時点では、これを回避する方法はありません。 ====================================================================== 3.0 Microsoft Proxy Server 2.0 ====================================================================== Microsoft Proxy Server 2.0 がインストールされたコンピュータに Windows 2000 をインストールする場合、または Windows 2000 に Proxy Server 2.0 をインストールする予定がある場合は、Microsoft Proxy Server 2.0 の更新プログラムをインストールする必要があります。 対象となるのは、Windows 2000 Server と Windows 2000 Advanced Server です。この更新プログラムがないと、Proxy Server が機能しない ことがあります。 詳細については、次の Microsoft Proxy Server の Web サイトを 参照してください。 http://www.microsoft.com/japan/backoffice/proxy/ ====================================================================== 4.0 NetShield および VirusScan 4.03a ====================================================================== バージョン 4.03 の NetShield と VirusScan を Microsoft Driver Verifier for Windows 2000 でテストしたところ、問題が起きること がわかりました。これらのアプリケーション用のドライバに対して Windows 2000 で Driver Verifier を有効にすると、コンピュータが 起動しなくなることがあります。この問題が発生した場合は、セーフ モードでコンピュータを起動し、NetShield または VirusScan の 修正プログラムを適用するまでは Driver Verifier を無効にして ください。修正プログラムは Network Associates から入手できます。 修正プログラムに加えて、Microsoft Driver Verifier for Windows 2000 との競合にも対応した新しいバージョンの製品とドライバ が販売されています。新しいバージョンの製品とドライバの詳細、および 修正プログラムの入手方法については、次の Network Associates の Web サイトを参照してください。 http://www.networkassociates.com/asp_set/support/technical/intro.asp http://www.networkassociates.com/japan/faq/faq.asp 注: Web アドレスは変更される可能性があるので、ここで示した Web サイトに 接続できない場合があります。 ====================================================================== 5.0 記憶装置 ====================================================================== ここでは、Windows 2000 を実行しているコンピュータにインストールされた 記憶装置に関する既知の問題について説明します。 ---------------------------------------------------------------------- 5.1 Compaq Smart Array コントローラ ---------------------------------------------------------------------- Compaq Smart Array コントローラがインストールされた Compaq コンピュータで Windows 2000 のクリーン インストールを実行すると、 次のメッセージが表示されます。 "Error loading Operating System" この問題を回避するには、オンボードのコントローラ キャッシュを無効に してから Windows 2000 をインストールします。キャッシュを無効にする には、このカードに同梱されるスマート スイート ユーティリティを使います。 セットアップが終了したら、キャッシュを再び有効にします。 ---------------------------------------------------------------------- 5.2 Mylex AccelRAID 2500 アダプタ ---------------------------------------------------------------------- Mylex AccelRAID 2500 アダプタがインストールされた Intel SC450NX コンピュータ (別名 Micron/NetFrame NF6201) に Windows 2000 を インストールすると、Windows 2000 テキストモード セットアップの 最初の部分でコンピュータが応答しなくなります。現時点では、この 問題を回避する方法はありません。詳細については、Intel にお問い 合わせください。 ---------------------------------------------------------------------- 5.3 PERC II RAID アダプタ ---------------------------------------------------------------------- PERC II RAID アダプタ (ファームウェア バージョン FWU81) は、サイズが 4 GB を超えるハード ディスクの解析情報を正しく解釈しません。 ハード ディスクのサイズが 4 GB より大きいと、Windows 2000 を起動 できない場合や、ミニポートが読み込まれるまでファイルを読み取れない 場合があります。この問題を回避するには、4 GB 未満のブート パーティションを作成し、そのパーティションに Windows 2000 を インストールします。 ---------------------------------------------------------------------- 5.4 Zero-Channel RAID (SCSI Interrupt Stearing Logic) マザーボード ---------------------------------------------------------------------- Zero-Channel RAID (SCSI Interrupt Stearing Logic) マザーボードを搭載 するコンピュータで Windows 2000 セットアップを実行すると、セットアップ が正しく終了せずに、構成データが失われる場合があります。この問題を 回避するには、ハードウェアの製造元から提供される更新済みのデバイス ドライバとシステム BIOS のいずれか、またはその両方をインストールする 必要がある場合があります。このマザーボードに関する具体的な情報に ついては、各ベンダにお問い合わせください。 ====================================================================== 6.0 Microsoft による今後の Alpha プロセッサのサポート ====================================================================== Compaq Alpha プロセッサのサポートについては、次の Microsoft Windows NT Server の Web サイトを参照してください。 http://www.microsoft.com/japan/windows2000/ ====================================================================== 7.0 NEC PC-9800 シリーズをお使いになる際の注意 ====================================================================== ここでは、Windows 2000 を NEC PC-9800 シリーズでお使いになるときの注意 事項について説明します。 ---------------------------------------------------------------------- 7.1 Windows 2000 CD 内のフォルダ名について ---------------------------------------------------------------------- NEC PC-9800 シリーズ用の Windows 2000 CD 内のフォルダ名は NEC98 です。 リリース ノートの I386 パス記述はすべて NEC98 と読み替えてください。 また、セットアップ ブート ディスクを作成する場合、以下のいずれかの コマンドを使用します。 d:\bootdisk\NEC98\makeboot.exe a: (16 bit 版) d:\bootdisk\NEC98\makebt32.exe a: (32 bit 版) ここで、d: と a: はそれぞれ CD-ROM ドライブ名、フロッピーディスクのド ライブ名に読み替えてください。 ---------------------------------------------------------------------- 7.2 ドライブ名の割り当てについて ---------------------------------------------------------------------- Windows 2000 を新規インストールする場合は、ハード ディスクの先頭パーテ ィションをドライブ C: に割り当てます。アップグレードの場合は既存 OS の ハード ディスクのドライブ名を継承します。 ---------------------------------------------------------------------- 7.3 ディスク パーティションについて ---------------------------------------------------------------------- スリープに設定されたハード ディスク パーティションであってもアクセス可 能です。アクセスしたくない領域を持つハード ディスク装置は接続しないで ください。また、ハード ディスク パーティションをスリープに設定する機能 は本リリースにはありません。 ハードディスク 1 台あたり 5 個以上のアクティブな領域に対応していないオ ペレーティング システムと共存させる場合は、Windows 2000 上からパーティ ションを 5 個以上作成しないように注意してください。 ---------------------------------------------------------------------- 7.4 SCSI ハード ディスクからの起動について ---------------------------------------------------------------------- 複数の SCSI インターフェイス ボードを装着したコンピュータに、Windows 95、 Windows 98、もしくは Windows NT から Windows 2000 を新規にインストール するときは、[ライセンス契約] 画面の後の [詳細オプション] で、[セットア ップ中にインストール パーティションを選ぶ] を指定してください。 ROM アクセス不可に設定されている SCSI インターフェイス ボードおよび SCSI カードに接続した SCSI 機器からオペレーティング システムを起動する ことはできません。 Windows 2000 セットアップ プログラムは認識したすべてのハード ディスクを インストール対象装置の選択リストに表示しますが、必ずROM アクセス可能に 設定されている SCSI インターフェイス ボードに接続した SCSI ハードディス クを選択してください。ROM の設定方法については各 SCSI インターフェイス ボード添付のマニュアルを参照してください。 ---------------------------------------------------------------------- 7.5 複数のオペレーティング システムを利用している場合のアップグレード セットアップ について ---------------------------------------------------------------------- Windows 95、Windows 98、MS-DOS のいずれかのオペレーティング システムを 切り替えて複数起動している場合は、アップグレードを行わないでください。 Windows 95 または Windows 98を Windows 2000 にアップグレードすると他の オペレーティング システムが起動しなくなる場合があります。 ---------------------------------------------------------------------- 7.6 Windows NT 4.0 または Windows NT 3.51 からの アップグレード セット アップについて ---------------------------------------------------------------------- PCカードスロットに ATAカードを挿入したまま Windows NT 4.0 または Windows NT 3.51 から Windows 2000 への アップグレード セットアップは実 行できません。ATA カードを抜いてから行ってください。 ---------------------------------------------------------------------- 7.7 Windows 2000 回復コンソール機能について ---------------------------------------------------------------------- Winnt32.exe の /cmdcons オプションでセットアップする Windows 2000 回復 コンソール機能は、Windows 2000 上から、Windows 2000 がセットアップされ たパーティションに対してのみセットアップできます。 ---------------------------------------------------------------------- 7.8 使用するリソースを開放するためデバイスを無効にする方法について ---------------------------------------------------------------------- システム セットアップ メニュー、または 98 ノート メニューで該当するデ バイスを無効に設定できる場合は、システム セットアップ メニュー、または 98 ノート メニューで設定してください。システム セットアップ メニュー、 98 ノート メニューの使用方法はハードウェア添付のマニュアルを参照してく ださい。デバイス マネージャでデバイスを無効に設定した場合も、再び有効 に戻すためには、一度システム セットアップ メニュー、または 98 ノート メニューで無効に設定した後、更に有効に設定した上で、デバイス マネージ ャで操作してください。なお、デバイス マネージャの MPU401 と標準ゲーム ポートはシステム セットアップ メニュー、98 ノート メニューのサウンドの 設定に連動しています。 ---------------------------------------------------------------------- 7.9 本体内蔵デバイスのサポートについて ---------------------------------------------------------------------- - PC-9821V16S5VmodelC2, D2 本体内蔵 Power-VR 3D アクセラレータ ボードは使用できません。 - PC-9821V200/M7E, F, PC-9821V233/M7VE2, F2 本体内蔵 ISDN モデム ボードは使用できません。 - PC-9821V233M7VmodelE2, F2 本体内蔵 MPEG2 再生ボードは使用できません。 ---------------------------------------------------------------------- 7.10 フルカラー ウィンドウ アクセラレータ ボード X (PC-9821X-B01) に ついて ---------------------------------------------------------------------- 次の機能は使用できません。 - マルチモニタ機能 - モニタのパワーマネージメント機能 - スタンバイ/休止状態 (ハイバネーション) 機能 - プラグ アンド プレイ対応モニタの自動検出機能 ---------------------------------------------------------------------- 7.11 ネットワーク アダプタ (PC-9801-111) について ---------------------------------------------------------------------- スタンバイ/休止状態機能は使用できません。 ---------------------------------------------------------------------- 7.12 PC カードスロット増設ボード/アダプタについて ---------------------------------------------------------------------- PC カードスロット増設ボード/アダプタは、PnP モードに設定して使用してく ださい。PnP モードの設定方法はハードウェア添付のマニュアルを参照してく ださい。 ---------------------------------------------------------------------- 7.13 本体内蔵モデムボードについて ---------------------------------------------------------------------- 本体内蔵モデムボードは、PnP モードに設定して使用してください。PnP モー ドの設定方法はハードウェア添付のマニュアルを参照してください。 ---------------------------------------------------------------------- 7.14 Windows NT 3.5 または 3.51 Intel 用プリンタドライバのインストール について ---------------------------------------------------------------------- 共有したプリンタに追加ドライバとして、NEC PC-9800 シリーズ用 Windows NT 3.5 または 3.51 の CD-ROM から、Windows NT 3.5 または 3.51 Intel 用 プリンタドライバをインストールする場合、CD-ROM 上のファイルの格納場所へ のパスの入力が必要となることがあります。 この場合、表示されたパス指定を 「D:\i386」 から 「D:\PC98」 に変更して インストールを継続してください。 ここで、D: は CD-ROM のドライブ名です。 ---------------------------------------------------------------------- 7.15 Windows 2000 Server のターミナル サービスについて ---------------------------------------------------------------------- ターミナル サービスは使用できません。 ---------------------------------------------------------------------- 7.16 ネットワークのアイコンの表示について ---------------------------------------------------------------------- 下記ネットワークアダプタを使用している場合、ケーブルを切断しても、[ネ ットワークとダイヤルアップ接続] やタスクトレイ上に、ケーブル切断を示す 表示がされません [対象ネットワークアダプタ] ・PC-9801-83 ・PC-9801-84 ・PC-9801-103 ・PC-9801-104 ・PC-9801-107 ・PC-9801-108 ・PC-9801N-J02 ・PC-9801N-J02R ・SV-98/2-B05 ・SV-98/2-B05L ・SV-98/2-B06 ・SV-98/2-B06L ・SV-98/3-B04 ・SV-98/3-B05 ---------------------------------------------------------------------- 7.17 用語について ---------------------------------------------------------------------- デバイス マネージャは、PC-9800バスを ISA と表示します。 セットアップ、および ロジカル ディスク マネージャは、NEC PC-PTOS など の Windows 2000 が認識できないディスク パーティションを Xenix と表示し ます。 ---------------------------------------------------------------------- 7.18 NECAIIME95 のユーザ辞書の移行について ---------------------------------------------------------------------- Windows95 または Windows NT 3.51、Windows NT 4.0 でNECAIIME95をご使用の お客様は、以下の手順でご使用のユーザ辞書の内容を保存してください。 (Windows95/WindowsNT3.51/4.0 からアップグレード) NECAIIME95 のユーザ辞書をWindows 2000で引き続き使用される場合には、 Windows 2000 にアップグレードする前に(1)1〜8の手順に従ってユーザ辞書 の内容を保存してください。更に、Windows 2000にアップグレード後に、 (2)1〜10の手順に従ってIME 2000にユーザ辞書を移行してください。 注意:Windows NT 3.51または、Windows NT 4.0 で複数のユーザ辞書が存在し ている場合は、ユーザ毎に下記作業を実施する必要があります。 【移行手順】 (1) Windows 2000 にアップグレードする前の作業 1. NECAIIME95を起動します。 2. NECAIIME95ツールバーの [辞書保守ユーティリティ] をクリックします。 (ツールバーに辞書保守ユーティリティが表示されていない場合はツールバー の [表示切り替え] をクリックしてツールバーを拡張してください。) 3. 辞書保守ユーティリティのダイアログボックスが起動したら、 [辞書/ファイル] メニューの [辞書指定] をクリックします。ファイル入力 のダイアログボックスが起動します。 4. ユーザ辞書ファイル名 (デフォルトではNECUSER.DIC) を入力して移行したい ユーザ辞書を読み込みます。 5. [一覧] メニューをクリックします。[一覧表示] のダイアログボックスが表示 されます。 6. 出力先の欄の [ファイル] をクリックします。[ファイル] のチェックボック スにチェックがつきます。 7. [OK] をクリックします。 8. ファイルを保存するためのダイアログボックスが表示されますので任意のフ ァイル名(ここでは USER.TXT とします)を入力して [保存] ボタンを押し てください。  上記作業が終了後 Windows 2000 にアップグレードします。 (2) Windows 2000にアップグレードした後の作業 1. Windows 2000を起動します。 2. IME 2000を起動します。 3. IME 2000ツールバーの [プロパティ] ボタンをクリックします。 [Microsoft IME 2000 のプロパティ] ダイアログボックスが表示されます。 4. [辞書/学習] タブをクリックしてアクティブにします。 5. [辞書ツール] ボタンをクリックします。[Microsoft IME 辞書ツール 2000] が起動します。 6. [ツール] メニューの [テキストファイルからの登録] をクリックします。 [テキストファイルからの登録] ダイアログボックスが表示されます。 7. [ファイルの種類] ボックスから辞書ファイルの形式を選択し、項目8で保 存したUSER.TXTを選択し、[開く] をクリックします。USER.TXT からの登録 が実行されます。 8. 登録の最後に、登録個数、失敗個数がそれぞれ表示され正しく一括登録で きたか確認することができます。問題がない場合は、[閉じる] をクリックし ます。 登録に失敗した単語があった場合は、[エラーログの出力] をクリックし、 エラー情報を保存して (例: ERRLOG1.TXT)、確認することができます。 9. [ファイル] メニューの [終了] をクリックし、[Microsoft IME 辞書ツール 2000] を終了します。 10. [OK] をクリックし、[Microsoft IME 2000のプロパティ] を閉じます。  以上で作業完了です。 ---------------------------------------------------------------------- 7.19 MS-DOS モード用のかな漢字変換 ---------------------------------------------------------------------- MS-DOS モードのかな漢字変換は、NECAI かな漢字変換です。MS-DOS プログラ ムでかな漢字変換が利用できない場合は、以下の手順を確認してください。 (1) メモ帳で %systemroot%\MVDMFEP.DAT を開くと下記の内容が表示されます。 [MVDM_DIC_INF] SYSTEM_DIC=\WINNT\SYSTEM32\NECAI.DIC USER_DIC=\WINNT\NECUSER.DIC GAKUYESNO=YES (2) SYSTEM_DIC、USER_DIC に指定してあるパスが、Windows 2000 をインスト ールする際に指定したシステム パス (ドライブ名も含む) と同じであること を確認します。異なっている場合は正しいパスに変更します。 (3) ファイルを保存し、コマンド プロンプトを起動し直します。 ---------------------------------------------------------------------- 7.20 キーボードのご使用について ---------------------------------------------------------------------- インストール時に接続していたキーボードを取り外し、他のキーレイアウトの キーボードをご使用後、再び元のキーボードに戻した時、キーレイアウトが正 しく設定されない場合があります。その場合は、以下の手順に従って、キーボ ードの再セットアップを行ってください。 【手順】 1. [スタート]−[設定]−[コントロールパネル] の [キーボード] を起動します。 「キーボードのプロパティ」が表示されます。 2. [ハードウェア] タブをクリックし、[プロパティ] ボタンをクリックします。 3. [ドライバ] タブをクリックします。 4. [ドライバの更新] をクリックします。 デバイスドライバのアップグレードウィザードが表示されます。 5. [次へ] をクリックします。 6. [このデバイスの既知のドライバを表示して、その一覧から選択する] を選択し、[次へ] をクリックします。 7. [このデバイス クラスのハードウェアをすべて表示] を選択します。 8. [モデル] からご使用のキーボードを選択します。 9. [次へ] をクリックします。 10. [次へ] をクリックします。 11. [完了] をクリックします。 12. Windows 2000を再起動します。