薬を使わず蚊を撲滅!
ちまき家では、夏場と言えどもキンカンやムヒやウナのお世話になる事はありません。蚊に刺されるのに体が慣れてしまっているのも理由のひとつですが、それ以前に蚊に刺される事がとても少ないのです。
別に、蚊がいない土地に住んでいるわけではありません。蚊が少なくなる様に努力をしているのです。
努力と言っても、ものぐさなちまき家でやっている事なので、たいした手間ではありません。かと言って虫よけな薬に頼っているわけでもありません。
とても簡単な工夫で蚊を減らせますので、みんなに紹介しようと思ってこのページをUPする事としました。
蚊を撃退する3大作戦
蚊を撲滅するのに、ちまき家では次の3つの作戦を組み合わせています。
- 水たまり撲滅大作戦
- ハーブ大作戦
- ボウフラ壺大作戦
どれも蚊の習性に元づいた理にかなった対処法です。
作戦1 水たまり撲滅大作戦
蚊の子供は、ボウフラですよね。ではボウフラはどこに住んでるでしょうか? ボウフラは水の中に住む水生昆虫です。かなりタフな生き物で、ほんのちょっとした水たまりであっても蚊は卵を産んで、ボウフラが生まれ、大きくなり、蚊になって飛び立って行きます。
蚊の多い場所と言うのは、近くに必ず蚊の発生源となる水場があります。今一度、自分の家の庭をよく点検してみましょう。ボウフラが住んでいそうな水たまりがありませんか?
ちまき家では、隣家との境界に使われていたコンクリートブロックの穴に水がたまっていました。その穴に土を詰めて、水場を撲滅しました。これだけで、かなりの蚊を減らす事ができました。
もし、発見された水場が池だの貯水槽だのの水をなくす事ができない代物だった場合は、小魚を飼うとボウフラを食べてくれます。
作戦2 ハーブ大作戦
蚊や、その他一般的な昆虫に対しては、ハーブの匂いは刺激臭になるらしいのです。昆虫に食べられない様に、自己防衛のために、香りを放つ様になったのがハーブと言う事なのでしょう。蚊が弱ったり死んだりと言った事にはならないのですが、できれば近寄りたくない気分になる、と言う代物の様です。
そこでちまき家では庭にローズマリーを植えました。これでさらにかなりの蚊を減らす事ができました。
ローズマリーを選んだのには、特別な意味はありません。ただ何となくと言うか…。ちまき的には、どのハーブも効果に大差はない様に思うし、何より安価で栽培が簡単な方がいいに決まっていると思うのですが、Yahoo!などで検索してみると、蚊によく効くハーブはこれがいいとかあれがいいとか出て来ますので、皆さんも色々調べてみるのもいいかも知れません。
で、寄りつかなくなった蚊はどこへ行ったのかと言うと、隣近所へ逃げて行ったと言う事ですね。お隣さん、ごめんなさいです。
作戦3 ボウフラ壺大作戦
それでも蚊はやって来ますので、こうなったら根絶やしにします。
家の敷地内には水場がないので、こちらで水場を用意すれば蚊は喜んでそこに卵を産むはずです。そこが狙い目です。
余っているバケツがあれば、それを使うといいでしょう。そこに水を張って、蚊がいっぱいいそうな場所に置いておきます。ほどなくすると蚊が卵を産みます。見えるかどうかのぎりぎりの大きさの黒いプツプツな卵です。それがボウフラになって育つのを待ちます。
頃合いを見計らって、ボウフラだらけになったバケツの水を、熱く焼けた車道にぶちまけるのです。一瞬にして大虐殺です。
そしてまた、バケツに水を入れるのです。
即効性はありませんが、その内だんだんと蚊は減って行き、やがて見かけなくなります。
ただし、この方法には大変大きな欠点があります。水をためて蚊に卵を産ませるのはいいのですが、ボウフラになったのに気がつかずに放っておくと、ボウフラは全部蚊になってしまいます。油断していると自らの手で蚊の大量発生源を作ってしまう事になるのです。
ボウフラ壺を作った時は、日々忘れずに観察して、くれぐれもボウフラ大虐殺のチャンスを逃さない様にして下さい。
シーズンになっても、家の中では居間一室だけは水性リキッドを焚きっぱなしにしますが、その他の部屋では一切何も使わずに済ませてしまっています。それでも、網戸の開け閉めに神経質にならなくても、蚊に刺される事が皆無になりました。
試しに一度、1シーズンまるまる全室で蚊取り線香も何も使わないで暮らした事がありましたが、少々刺されはしたものの、蚊に悩むほどの事はなかったです。
さすがに庭で作業している時は、刺されてしまいます。でも、虫よけを塗るほどの事もなく、室内に戻ってからほんの数カ所にキンカンを塗る程度でしょうか?
ほんのわずかな手間で、しかも薬品を一切使いません。それでカイカイからおさらばできるんですから、ウレシイものですね。